「脱」会社員ノウハウ

試用期間中に退職したい時は、「下手にごまかさない」方がいい。

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試用期間中に退職したくなった時。

「転職したのはいいんだけれど、すでにこの会社でこの先働いていくことに不安が出てしまった。。まだ使用期間中の3ヶ月も経っていないけれど、自分が入ってすでに三人も辞めているし、、自分もやめれなくなる前に早めに転職したいけれど、なんて言えばいいのだろう。。」

こんにちは。キャリアコンサルタント(カウンセラー)の永田です。


今日は「試用期間中の退職の伝え方・理由」について少し書いていこうと思います。


目次


<根拠となる理由>

・止むを得ない理由を伝えてもあまり信用はされない。


・説明が大変


・経歴に傷がつくことは避けられない。今後に生かすためにも誠実に。



なぜごまかさない方がいいの?

退職を伝える時。それは誰もが緊張する瞬間であり、恐怖を感じる場面だと思います。それが、入ってまもない「試用期間中」となれば尚更言いにくいことでしょう。。


そんな時、一体どのような心構えで、どんな理由で、どんな伝え方をすればよりスムーズに進めることができるのでしょうか??


そのような部分を今回は一緒に考えていければと思います。


止むを得ない理由を伝えてもあまり信用はされない。



よく、退職する際の理由として「一身上の都合で、、」なんていう場面がよく見られると思います。


コレは、文面として退職届を書く場合や、職場の同僚や後輩に大してあまり理由を話したくない時。そんな時によく使われる言葉じゃないでしょうか?


相手が会社や上司に伝える場合、「ちょっと一身上の都合で、、、」なんて言おうものなら、返す刀で「何があったんだ?」と言い返されることでしょう。


それが、試用期間中ともなれば「えっ!どうしたの?!」と驚かれても文句は言えません。。


そんな気まずさゆえに、「実は、田舎の両親の体の具合が思わしくなくて、、、」なんてありきたりな嘘の理由を言いたくなると思います。


他にも、「試用期間中の自分が辞めるための理由」を最大限探し出して、もっともらしい言い訳をしたくなります。


ですが、会社側の採用担当や、社長、人事の人、上司というのはだいたい「なぜ辞めたいと思ったのか」ということは察しがついています。


仕事をしたいと思って入社してきた新人が3ヶ月もたたずに退職を言い出せば、どんな人間でも「あれ、おかしいな」と思うはずです。


そんな人相手に、変に下手な理由を作ったところで見抜かれてしまうでしょう。


説明が大変


そして、下手な言い訳というのは、つくのは簡単ですが、そのあとが実は大変なのです。


仮に、「両親が体の具合が悪くて、、」という理由で上司が受け入れてくれたとします。


そこから、退職までの1ヶ月、2ヶ月。ことあるごとに、「ご両親は大丈夫?」
だったりとか「なんの病気なの?」とか世間話の中で、最初のついた嘘が広がりを見せてしまい、いちいち説明するたびに嘘をつかなければなりません。


もしくは、仕事上お世話になっている人、真摯に対応してくれる人に対しては嘘をつくことに心が痛むことだってあり得ます。


ですから、安易に理由をつけることは、自分にストレスを逆にかけてしまうことにもなりかねないのです。


経歴に傷がつくことは避けられない。今後に生かすためにも誠実に。

ですから、最初に退職の理由を伝える段階で、自分の本当の気持ちをしっかりと伝えることを強くおすすめします。


きっと、入社した会社をすぐに辞めること。というのは、あなたが今思っているより、遥かに今後足かせとなります。


なぜかと言えば、「キャリアに傷がつく」からなのです。


このキャリアに傷がつくというのはどういうことかと言いますと、自分が履歴書を書く際には、今までの自分の経歴を書きますよね。


その時、職歴欄が「転職の歴史」でくろーく埋まってしまっていると、、、面接の時に「この人はこの会社2ヶ月で辞めちゃってるな、、コレはうちで雇ってもすぐに辞められるかもな。。」と思われる確率はグッと上がります。


このように、転職に不利になるという経歴を作り出すことになります。


ですから、もう辞めるということはこの状況を避けることはできません。

だったら、せめて自分を正当化する意味でも、何が合わなくて、どこに自分が続けられないと感じたか?をしっかり明確にしておく必要があります。


いけないのは転職を繰り返すことではなく、「なんとなく合わないから」という気持ちで転職を繰り返すことです。


ですので、しっかりと自分の気持ちを出来るだけ理解し、それを誠実な態度で相手へ伝えることが大事になってきます。


でも、まだ働き出してまもないから言い出しにくい。。


確かに、入社したてでまだ月日が全然経ってないから、「そんな少ししか仕事してないのに、、」と上司に思われそうで言いにくいですよね。


もしくは、優しい人なら「こんだけ人手不足の状態で自分が辞めたら可哀想だ。。」なんて思ってしまうかも知れませんね。


でも、どうせ伝えなければいけないわけですし、言わずに急に音信不通になってしまったり、報告せずに急に辞める。というのは可能な限り避けたいところです。


そこに関しての気持ちの持っていき方としてはこうです。


「相手の気持ちなど知ったことか!」


本当はあまりよくないことですよね。思いやりに欠けるような気もしますし、相手への配慮もないような態度です。


しかし、今ここでこの会社を辞めなければ、辛い思いをするのは自分だということを悟ったからこそ、あなたは「辞めたい!」と思ったのではないでしょうか?


今やめなければ、自分が苦しみ続けることになる。。と感じたのではないでしょうか??


だったら、もっと強気でいきましょう。会社の事情は、あなたの人生に関係ありません。


もっと、言ってしまえば、入社3ヶ月の新人が一人居なくなったぐらいで会社は潰れません。


コレは断言できます。それで潰れるようなら、その原因は別のところにあるのです。


ですから、あなたは自分の人生において最善と思える選択をするべきなのです。



具体策としてどうすれば?



正直にまずは話す。(改善されれば儲けもの)


コレは先ほどからお伝えしていますが、

まずは誠実に本音を伝えるということです。


きちんと100%伝わらなくても、仮に会社から責められても、この「本音で話そうとした経験」が大事になるのです。


嘘をつき続けて生きていくのか、本音で生きていくのか


少し大袈裟ですが、こういう大きな人生の選択の分かれ道でこそ、自分の真価が問われると思ってみてください。


もし、誠実な人でありたいと思うのであれば、きっと、良い方向へ物事が進んでいくはずです。


もしかしたら、本音で話したことによって、「君はそんな風に感じていたんだね。配慮して改善するよ」と言ってくれて、もっと働きやすい環境になる可能性だってあります。

物は試しで、正直に行ってみることをお勧めします。


雇用契約書を見直してみよう。

それはそれとして、「伝え方」とは別の話になりますが、一度雇用契約書がもしあるならば見直しておくと良いかも知れません。


ここには、雇用主と雇用される側(従業員)の約束事が書かれています。入社の際には、この両者の約束事の合意を持って契約を結びます。


そこには、破ってはならない取り決めが書いてあることもありますし、退職は○ヶ月前までに申し出ること。なんて書いてある場合があります。

会社によっては内容は様々ですが、ほとんどの方は内容をしっかり読み込まずに契約していることが多いので、退職したいのであれば、最低限一度頭に入れておくことで、その後の自分の対策が練れるかもしれません。


具体的な伝え方について


具体的な伝え方としては、、そうですね。。

仮に「思ったより、一人で抱える仕事量が多くて、残業も聞いていたより多い」

ということが原因だとしましょう。


こんな時、あなたならなんて言い出しますか?日々の仕事のストレスや怒りが溜まりに溜まって「もう辞めてやる!!」と心の中で思っているとしたら。。


きっと、冷静な言葉使いや判断ができなくなっているかもしれませんね。

そのまま感情的に不満をぶつけるような言い回しをしては、相手とぶつかるだけですし、何より退職から遠のいてしまいます。


例えばこんな言い方はどうでしょう。

「今回、お話のお時間作っていただいたのは、実は退職したいと思っております。まだ試用期間中にもかかわらず大変申し訳ありません。本採用になる前に、自分の中でも仕事を体験してみて、今後続けていくには労働時間がどうしても長いため、私が責任を持ってお仕事をするには難しい環境であると思っております。」


こんな風に、まず結論から述べて、「なぜなのか?」というのも言葉の中にしっかり入れ込んで説明すれば、相手には伝わります。


このように、感情的にならずとも、淡々と伝えることで、相手にも伝わりやすいですし、「どこを改善すればいいのか?」ということも明確です。

もしかしたら、もう一人採用することを視野に入れてくれるかもですし、仕事量を減らしてくれるかもしれません。


【まとめ】試用期間だろうが、辞めていい


ここまでお付き合いくださりありがとうございます。


試用期間だからといって、期間が短いからちって、辞めてはいけない期間ではないということを頭に入れておいた方が良いと思います。


何一つ、ひけめに感じる必要はありません。

仕事をする側も、雇用する側もお互いを判断する期間。それが試用期間なのです。相手が一方的に働いてほしいと思っているだけでは成立しませんので、しっかりと自分の意見をいうことが大事なのだと私は思います。


では頑張って。

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