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ルールをしっかり押さえていれば退職で悩まなくても大丈夫 【退職 するべきこと】

 
Kさん
(45歳*女性)
Kさん (45歳*女性)

「退職希望を伝えたら、「半年前に言うように」言われてしまいました。3ヶ月前からパートを始めたのですが、最初に聞いていた内容と違いますし、職場の人間関係にも不信感があります。まだ勤めてまもないですし、無責任かもしれませんが退職を希望しました。しかし、「非常識だ」と言われてしまいましたが、雇用契約書もないですし、就業規則ももらっていません。。私はまずどうするべきなのでしょうか?」

シューサン
シューサン

こんにちは。キャリアコンサルタント のシューサンです。今日は、退職希望を言い出したときに会社側に厳しいことを言われてしまって辞めるに辞めれなくなりそうな時の気持ちの対処法を考えていきたいと思います。

ルールをしっかり押さえていれば退職で悩まなくても大丈夫 【退職 するべきこと】

 

どうして大丈夫と言えるの?

 

まず、多くの人が上司の圧力に負けてしまう。

まず、退職において「なかなか辞められずに苦しむ人」というのは、結構真面目なかたが多いように思います。

というのも、優しい人や、真面目な人って、会社に立て付くような態度とか、反抗するような態度ってあまりとりませんよね。

 

そのように「言われた仕事をしっかりこなしていきたい」と考える人にとっては、上司の存在は絶対のものであり、意見するなんてなかなかできないと思います。

ですから、いざ退職という事態を自分で作り出すときに、上司から「お前はなんて非常識なんだ」と一言言われようものなら、とてもショックを受けてしまい、傷ついて、、自分をせめてしまうのではないでしょうか。

 

なので、この上司に対して負けない圧で臨むことで、しっかりと退職の道を作り出すことができるようになります。

 

正しい知識がないから不安。

こちらも不安材料の一つです。

多くの方は、退職など人生で何回も経験することはありませんし、繰り返したくなどないですよね。。(私は何度も経験してしまいましたが、、)

大抵、誰か友人や知り合いの話を少し聞いたりだとか、ドラマで見たりだとか、テレビで見たりだとか

退職、転職においてはほんの少しの情報だけしか頭に入っていない場合が多いような気がします。

 

そうなると、いざ自分が「会社を辞める」という行動を起こそうと思ったとき、勢いに任せて決めたのはいいけれど、「本当にいいのかな」「退職できるのかな」と不安になってしまいます。

 

こうなると、会社に対して言い切れなかったり、歯切れが悪い返答になったりと、、何かと退職には不利な行動をとってしまいかねません。

ですから、最低限の正しい基礎知識を身につけることで「退職なんて怖くもなんともない」というふうに思えたらすでに勝ちだといえますね。

 

手順がわかればすべき事も見える!

そういう知識が備わって自信がついてくると、、、

だんだんと、「今何をすべきか?」「これからどうするべきか?」ということを冷静に考えられるようになってくるはずです。

 

前向きな円満退職であれば、精神的には案外落ち着いていますし、周囲の人は敵対心を少なからず持ってはいない状況かと思いますので、一つ一つのことにあれこれ妄想して悩むことなどないかも知れませんが、

 

何か後ろめたい理由がありながらも会社を去ることになった場合、、辞めると言った後の気まづさったらないですよね。

でも、しっかりルールと手順がわかりさえすれば

今自分がすべきことや、どんな精神状態でいれば良いのかなどがわかってきますので

少しは安心だと思います。

 

するべきこと(心構え)やルールって?

 

 

就業規則、雇用契約をまず確認

ここから、具体的なことを考えていきましょう。

まず、今回のケースでは「雇用契約書無し、就業規則も無し」という会社です。

こうなってくると、、、どんな雇用条件で働いているのか分からないのでよくないですし、最低限ペライチの紙でも作っといて欲しいところですが、、会社の規模によっては作成義務がない場合もありますので責めることはできません。

 

ただ、こういう場合「言った言わない」で争うことがあるかも知れませんね。給料にしてもそうですし、就業時間、今回ですと退職に関してですよね。

なので、無いのであれば、上司や会社の事務の人にメールをし、その返答を履歴に残しておくのも有効です。

それが、証拠となり、後々「会社のルールなんてない」と言われたときにでも役に立ちます。

 

また、書類がある場合は、しっかりと目を通して確認しましょう。

法律上どうなっているのか知識を入れる。

意外とこの「法律がどうなっているのか?」という部分を見落としている方が多いように感じます。

「就業規則にはこう書かれているから。。。」とそこに書かれていることがあたかも全てのように思ってしましますが

実はそういうわけではありません。

 

退職における法的部分としては、、、

・2週間前に申し出れば辞めることができる

・就業規則には法的効力はない

 

まず、この2点をしっかりと頭に入れておくことが大事になってきます。

 

詳しくは、法律事務所さんが出している記事で、詳しく解説されているものを見つけましたので、こちらを参考にしてご覧ください( ´ ▽ ` )

最短2週間で退職可!労働基準法・民法上のルールと退職手続きの流れ

 

上司といえど、必要以上に怖がらない。

これに関しては、心構え的な意味合いになるのですが

「あまりビビらないこと」というのも意外と重要です。

 

どうしても、辞める相手に対して上司というのは説得したり、意見したりする立場上、ときには厳しいことを言ってきたり、批判的な態度をとってきます。

しかし、その意見が100%正しいということはあり得ません。

一つの意見として参考にするのは良いと思いますが、恐怖心から全てを鵜呑みにしてしまって、「やっぱり考え直そうか、、、」などと思っていては

いつまで経っても辞めることができなくなってしまいます。

 

ですから、必要以上にビビらないということはとても大切です。

「別にこの上司に好かれる必要などないよな。。」と思って話を進めるくらいで、嫌われてもいいや。という感覚で話せると、日本人の性格上ちょうど良いくらいに自分の意見を言えるような気がします。

 

とは言っても、上司を目の前にするとやっぱり負けてしまいそうで。。。

 

とは言っても、、やっぱりいざ上司を目の前にすると、前の晩に思っていた事もうまくいえない状況ってありますよね。

「ビビらないようにしよう」「断固とした決意で貫こう」と思っていても

正論をズバズバと言われたり、痛いところをついてこられたりしたら、黙って何もいえなくなってしまうかも知れません。。

 

そんな時は、無理して対面で話を切り出さなくても良いのではないでしょうか?

電話やライン電話、話すのが無理だったらメールやLINEで文章でも良いですし、いきなり退職届を郵送して送りつけるという方法もあります。

円満退職にはつながりにくいかも知れませんが、自分の思いを伝えられずにずっと退職できないよりは幾分マシなのかなと個人的には思います。

 

ですから、まずは自分の意見が相手に伝わることが大事ですから、その点に集中して「どうしたら自分なりに伝えられるか?」という方法を模索して考えてみてください。

 

ルールをしっかり押さえていれば退職で悩まなくても大丈夫 【退職 するべきこと】

 

最後にまとめに入りますね。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

 

意外と、退職で会社を去ると言っても、自分なりのやり方や、会社のルール、法律的なルールなどいろいろあります。

こう言ったことをしっかり自分で調査し知識を身につけることで

それがいざ、話をする時の支えになってくれたり、恐怖心をかき消してくれる存在になったりします。

 

ですから、まず下調べをしっかりとしてから

退職に臨むと良い気がしています。そして、すでに話をして失敗と思っていても、改めて話すチャンスがあるかも知れませんので

その時のために、しっかりと自分なりの意見を固めておくことをお勧めします。

 

幸運を祈っています♪( ´θ`)ノ

ではでは。

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