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パターン別退職引き止めの断り方【退職・引き止め・断り方】

 

事務職で働くOさん(27歳*女性)

「今月の頭に、1ヶ月後〜2ヶ月後くらいに退職を考えていることを上司に伝えたところ、「もう少し考えるべきだ」と長々話をされ引き止められてしまいました。。一度考えてみますと伝えましたがどのように断ればいいのでしょうか。。 」

 

 

パターン別退職引き止めの断り方【まとめ】

 

こんにちは。キャリアコンサルタント の永田です。

今日は、退職についての引き止めの対処法のお悩みにお答えしていきたいと思います。

 

 

引き止めって断った方が良いの?何も言わないほうがいいの?

退職についての一番大きな悩みの一つとして考えられるのが「引き止め」です。

自分の意思一つで辞めることができないのが組織の中での退職になってくるとは思います。

そんな時、そもそも引き止めって断るとどうなるのか?何も言わずに受け入れた方が良いのか??

その点気になるかと思いますので、少しづつ紐解いていきたいと思います。

 

断る場合、上司の言い方やケースに合わせて行動を変える。

引き止めと一言で言っても様々なケースがあると思います。

「上から圧迫して言ってくるケース」「自分の気持ちに寄り添いながら優しく言ってくれるケース」「社長が直々に出てくるケース」「朝礼でみんなの前で言われるケース。。。」

少しパワハラ に抵触するようなケースもあったりしそうですが、会社によりいろいろかと思います。

そんな時に覚えておきたいのは「上司の言い方によって、自分も態度を変えていく」と言うことが大事だと思っています。

 

素の自分で勝負だ!!!٩( ‘ω’ )و

 

と思っていても、あまりにも相手の意見を聞きすぎてもいけませんし、かと言って、相手が感情的にきたところに自分も感情で迎え撃ってしまっては話が前に進みません。

 

ですから、緊張するかもですが、そこはしっかりと「相手の顔色を伺う」と言う姿勢でその引き止め行為をじっくり見ていくことが大事です。

 

何も言わないより、できれば主張する

内気な正確な人や、面倒臭がりな人からすると、、

「もう、めんどくさいからそのまま受け入れておこう。またタイミング見て話せばいいし」と思うかもしれませんが

そこは、、ちょっとまったです。

 

相手からしたら、それはもちろん続けてくれるようにするため、辞めて欲しくないためにある程度「引き止め」と言う行為を通して意見をするわけですが

その上司が言ったことに対して受け入れてしまうと、今後も「あいつは自分が引き留めれば聞いてくれる」と言う錯覚に陥ります。

そうなると、その人が直属の上司である場合はずっと辞めることができません。。

 

ですから、結果はどうであれ、自分が思っていることはしっかり伝えることが大事だと思います。

そうすることで、可能性としては待遇が改善される可能性もありますし、相手が納得するかもしれません。

まずは諦めるよりも、自分の主張をすることが大事です。

 

私の引き止められた体験談

私も過去に退職を10回以上経験しているのですが、その際引き止めにあったことは幾度となくありました。

ですが、辞めれないといったことはありませんでした。

 

なぜかと言いますと、、相手がやめさせないぞオーラを出してきたら、こちらもギラギラと「辞めてやるぞオーラ」を放つからです。

一番印象的なのは、、、小さな町工場に勤めえいた時でしょうか、、

ここでは1年半くらい勤めた気がします。

 

自動車部品を作る工場なのですが、ここの会社は規模も小さいですし下請けの下請け。。みたいな会社でしたので正社員がほとんどいませんでした。

尚且つ日本人も少なく、中国人やベトナム人の従業員でなんとか回しているような会社。

で、ここの社長と奥さんが経営しているのですが、奥さんは気が強いしっかりものタイプ。社長は小太りでいつも話しているときは眉間にシワを寄せて目がつり上がっているタイプ、話し方も怒鳴り声。

よくいるワンマン社長です。

※ちなみに今はもう潰れてないですが。。

 

そんな中で日本人正社員は2人しかいなくて、そのうちの一人が私でした。

まぁ、退職に至るまで色々と問題があったり、トラブルがあったりしたのですが、(気になる場合は、また掘り下げでお話しします。。)

そこで退職しますと伝えたんですね。

 

そうしたら、社長の今でオラついた態度が一変!!急に私に対してヘコヘコしだして、出来るだけ顔を合わせないようになっていったのです。なんか避けられるような。。

(よわきに強く出るタイプなんだと悟った)

その瞬間、私は一気になんか冷めたというか、引いてしまって、今まであの勢いはどうした。。どこいった。。何だったんだ。。と思い。。まぁ、退職することも伝えたしいいか。。。と思っていました。

 

そんな中で、最後の給料日を迎え、当日にいつも明細を奥さんが配って回ってくれるのですが、その日はいつまで待っても来ない。。。

そうです、給料の遅配です。

 

それまでかなりの鬱憤が溜まっていたので、今日明細渡されなかったらどれだけ雑なんだよ。。。と言う思いから、来なかったら明日から会社には行かないと決めていました。かなりムカついていたので。

 

で、結果その当日結局来なかったわけです。

 

はい、明日のボイコット決定!!と思いながら帰路につきました。

その時、人が辞めまくって私の勤務時間は朝の5時から22時という超絶ハードな勤務になっていました。

これはもうやってられないため、翌朝はゆっくり寝ていると、社長から電話が、、、

 

私「はい」

社長「今日は何時に来るのかな・・」

私「えっ、給料もらえてないので行きませんが、、」

社長「そんなこと言わないでくれよ。。ちょっと手続きが遅れてしまってさ、、、ちゃんと今日渡そうと思ってたんだ!!」

私「いや、それならそれで言うべきでしょ。怠慢すぎますよ。」

社長「ちょっと家内に変わるから」

 

・・・・・

そこから奥さんとの問答が続き、、

私「とにかくもう行けないですって!」

社長「それがお前の私たちに対する仕打ちか!!」

私「は?」

社長「ブチっ!」

といって電話が切れました笑

 

その後こちらから、奥さんに電話して、給料の振り込みの約束と、退職の手続きはちゃんとお願いしますといってその日から会社に行くのを辞めました。

これが一番印象的だったかなー。。。

 

 

パターン別で見る3つの対応

 

 

優しく言われた時

まぁ、こんな例ってあんまりないですよね。。

大体皆さんは一生懸命、真摯に仕事されていると思いますし、上司との関係性もある程度できていると思います。

こんな私みたいにひどいケースは稀と言えるかもしれません。

ですから、ほとんどの場合って「優しく諭される」ような言い方が多いのではないかな?と思います。

これは、今の時代的にも流れがそうさせている気がします。

 

そんな風に優しくいってくれた時。そんな時に大事にしたいこととしては

「しっかり相手の意見も尊重すること」だと思います。

これは十分わかっていることかもしれないんですが、いざ自分がテンパっていたり、早く辞めたいと言う気持ちが強すぎると

自分の意見を押し通してしまいがちになってしまいます。

 

ですから、まずはちゃんと受け止めることが大事になってきます。

 

一方的に強く言われた時の対処法

これは、先ほどの私の体験談であるようなケースですね。

こう言う場合、「感情的になりながらもどこかで冷静な自分を作ること」がとても大事です。

あえて怒りの感情を使う。。といった感覚のが良いかもしれません。

 

つまり、「感情に支配されるのではなく、感情を支配する」と言うことです。

こう言う自分を出せるようになると、相手が一方的に強い言い方をしてきても、自分が強く出られる状態を作っておくことで

いざと言うときに負けない自分でいられます。

 

少し難しい話になってしまうかもですが、これは「意識しておくこと」が大事だと思いますので

訓練というよりは、いつでもイメージしておくことがポイントになってくると思います。

 

複数人の上司から引き止められた時の状況

これは結構辛い状況かもしれないですね。

退職しますと伝えたら、、上司の他に先輩や社長まで、、、

といったケースも中にはあったりします。

 

この場合、その雰囲気で自分の言い分を聞き入れてくれそうならそのまま気持ちを話せば良いと思うのですが

全く聞き入れてくれなさそうな場合、歯が立ちませんのでここは一旦引いて日を改めるのが良さそうです。

 

ポイントは、「この話し合いの場で結論を出しては行けない」ということです。

とはいえ、断りきれるか自信がないので受け入れてしまうそうです。。

 

そうなんです。どうしても「申し訳ないな」「困っているな。。」と感じてしまい

「それならもう少し続けます」と口から出そうになりますが、そこはストップ。

 

上記にもありますが、「この話し合いの場で結論を出しては行けない」のです。

これはなぜかと言いますと、向こうからしたらすぐに答えが欲しいところですので、「続けます」といってもらえれば安心なわけですが

それではこちらが一度退職を口にしているにも関わらず、出した刃を鞘におさめることになります。

 

これってつまり、その後会社からは「あいつは辞める可能性がある」と思われながら働き続けることにつながります。

そんな状況で仕事をし続けてもきっと苦しいだけです。

 

ですから、双方がしっかり納得した形で話を進めなければ意味がありません。

その場で安易に答えを言わずに「保留にする力」を持っておくこともポイントであると思います。

 

パターン別退職引き止めの断り方【まとめ】

 

最後にまとめに入りますね。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

 

この他にまだまだたくさんの引き止めに関するパターンがありそうですが

また事例があればお伝えしようと思いますので楽しみにしていてください♪

ではまた。

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