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退職してフリーランスで独立して稼ぐためのはじめの一歩!

目次

退職して独立しようと考えているTさん

「組織であれこれ言われることにもう疲れた。。これからは個人で働きたい。漠然と辞めたい。フリーランスで働きたい。。と思っても何から始めていいかわからないです。とりあえず、自分がやりたかったクレープ屋さんでも始めようかな。。と思ってます。」

こんにちは。キャリアコンサルタント(カウンセラー)の永田です。


今日は会社勤めに疲れてしまって、「独立もいいかな。。」なんて考えている方へ向けた内容を書いていこうと思います。


目次

退職してフリーランスで独立して稼ぐためのはじめの一歩!


<根拠となる理由>

・最初は売上が思うように立たないから、稼ぐことにこだわる!

・「やりたい仕事」ではなく「やれる仕事」を選べていない。

・売上が安定した段階で「やりたい事」をやるべきである。


なぜ稼ぐ必要があるの?


最初は売上が思うように立たないから、稼ぐことにこだわる!


最初から思うように売上が立たないと言っても、上手にスタートを切る人もいますが


新規事業というのはきっと、どんな大手の企業であっても軌道に乗せるのは難しい部分だと思います。


個人で自分一人だけの給料が出せれば、、という状況ならまだ良いかもしれませんが


事務員さんを雇ってたり、自分以外の人材を雇用している場合。


「今月給料払えないかもしれない。。ちょっと待ってもらわなきゃ。。」

そんな状況は避けたいですよね。。


そこで、やはり社長自身が「稼ぐ!!」と決めないことには会社にお金は入ってきません。


目的やゴールがブレていると、その後にとる行動が変わってきます。


そのブレた状態のまんま走り続けると、「仕事はしているはずなのに、お金が生まれてないなぁ。。このままじゃやばい。。」


という状況になりかねません。


「やりたい仕事」ではなく「やれる仕事」を選べていない。


最初から人を雇用したり、パートナーで共同経営者を見つけて一緒にやる。という方も多いかもしれませんが


今回は「一人で始める個人事業のとき」に絞ってお話しできればと思います。


そこで「やりたい仕事」と「やれる仕事」の違いとはなんなのでしょうか?


これがめちゃくちゃポイントになってきます。私もここに気づかずに随分と苦しみました。


最初、会社を辞めて自分で事業を起こす場合。「どんな事業をやろうかなー」と考え、多くの人は自分が好きでやりたい仕事を選択すると思います。


なぜなら、自分はそれが「好きな仕事なら頑張れそうだから」です。


一人で仕事をすることになっても、辛いことがあったとしても、それが自分の意思で始めて、やりたいことが仕事になっているなら大満足!という気持ちではないでしょうか?


でも、この「やりたい」で始めてしまうと長続きしなかったり、途中で苦しくなって挫折のきっかけを作ってしまいます。


なぜなら、どんな事業だとしてもそこに「利益」がきちんと出なかったら続けられない。。ということを忘れてしまいがちなんです。。


ついつい、「今やりたいことができてるし、無料でもいいか。。」「仕事を取るためなら安売りしても仕方ないな。。」などと


どんどん苦しい方へ突き進んでしまうのです。。


結論から言うと、確実に「利益第一!!!!」なのです。


売上が安定した段階で「やりたい事」をやるべきである。


ですから、本当に自分のやりたいことを仕事にしたい場合。例えば、、「整体院を始めたい」としましょう。


もともと貯金があるなしに関わらず、場所を借りて、HPを作って、チラシ作って、施術台も購入し、仕事着も2、3着買いーの、看板も付けーの。


店舗ビジネスしようと思えば費用は湯水のごとく出て行きます。


そこまでお金をかけて、自分の仕事しやすい環境や準備が万全に整ったとしても!!


お客さんは来ないんですね。。。泣


集客はまた別の話でして、マーケティングを習得していくのは一朝一夕では難しいのです。。もちろん勉強していく必要はありますが、開業当初から様々な試行錯誤が失敗があって始めて身についていくものだと個人的には思います。


で、先ほどの例として例えば「整体でなかなか思うように売上が上がらない」のであれば、まずは「売上を確保できる仕事は何かあるかな?」と逆算すれば良いのです。


もしかしたら、何かイラストを書くのが得意だとしたら、お客さんが来ていない時間はデスクでイラストを描いてクラウドソーシングサービスを使って仕事をしてみるとか。


時間を使ってアルバイトをして、それを売上の一部にするとか。


直接ユーザーから新規顧客の獲得が出来て、最初から順調に売上を右肩上がりで伸ばしていくと言うのはなかなか難しいと思います。最初は、何かの下請けから初めていくのが一番効率的に売上を上げることができるのではないでしょうか。


そこで、自分の生活費や支払いの部分が滞りなく捻出できて、少し余る程度に利益が出始めたら


本当にやりたかった仕事にお金を注いだり、広告に力を注いでいっても良いのではないかなと思います。


とりあえず、辞めてから決めても遅くないんじゃないかな。。。?


「じゃあ、売上がきちんと出てればいいんでしょ?」と思うかもしれませんね。


確かに、きちんと利益が出ていれば事業は継続していくことができますので、問題ありません。


でも、安定した収入がある中で心に余裕を持ちながら準備できるに越したことはないと思います。


個人で仕事を始めれば常に「毎月の収入とにらめっこ」の状態が嫌でもやってきます。


そんな状態に入りますから、今会社員として月20万〜30万程度を確保できているというのは非常に素晴らしいことだと思いますので


辞めてしまっては貯金を、無駄に生活費に浪費することになりかねませんし、事業でたくさん費用は必要になってくると思います。


もし、時間が許されるのならば、しっかりとプランを決めておくことをお勧めします。

具体的には何をするべき?

<具体策として>

・まず、どんな商売をするかを決める必要がある。

・そのカテゴリーにおいて競合の調査をする。

・スキルがあれば生かし、無ければ身に付ける。


ここからは少し具体的に説明させて頂きますね。


まず、どんな商売をするかを決める必要がある。


これは言わずもがなな感じですが


なんの商売をするか?と言うのは、多くのが方が一番最初に考えることなのではないでしょうか?


しかし、このビジネスモデルを決める前に、考えておくと良いことがあります。


それは「三方よし」です。

ご存知でしょうか?


私もそれほど詳しくはないですが、今でいう滋賀県で栄えた商人の「近江商人」の間でビジネスを成功させるための合言葉のようなものです。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」

これですね。


こちらの記事がわかりやすかったので、近江商人についてはこちらをチェック。


私はこの考え方が好きでして、三方みんなが幸せで、喜ぶ結果を得ることができるビジネスだろうか?


こんな風に、自分のビジネスに当てはめて考えてみることが大事なのではないかな?と思っています。


そのカテゴリーにおいて競合の調査をする。


それで、三方よしで「ビジネスモデルはこれだ!」と決まったとしましょう。


そしたら次は「競合調査」です。


これは、業種によって様々だとは思います。飲食業だったり、店舗で商売をしている場合は、お客さんのフリをしていくことが一番効率的でリサーチの効果も高いのではと思います。


反対に店舗を持たずに行っているビジネスの場合は、ネット上で検索するのが一番早く簡単であると思います。


そこから得られる情報を頼りに、やはりお客さんを装って見積もりをお願いしてみたり、時には電話をかけて問い合わせをしてみたり。。


そういうことをしていきながら、価格設定や商品開発を繰り返していきます。


スキルがあれば生かし、無ければ身に付ける。


次は、そのビジネスにおいて必要なスキルは持っているか?と言うことがチェックポイントとして挙げられます。


やりたくても今はスキルがない。。と言う状況でも大丈夫です。これから身につければ良いだけです。


だいたいどんな業種でも、1万時間そこにコミットして費やせば一人前になれると言われています。


年数でいうと3年〜5年くらいですかね?


ですから、諦めずにやっていれば、素人でも経験豊富なベテランになれるわけです。(そりゃそうですよね。初めは誰もがシロウト。。。)


本屋さんにも、きっと自分が始めたい仕事の関連する本は山のようにあるし、アマゾンに行けば死ぬほど検索できるでしょう。。


それを100冊も読めばきっと知識は申し分ないくらい習得できるので、その知識をもとに行動していくのみです。

頑張りましょう。


おさらい

知識をしっかり身につけてから行動しよう


【まとめ】独立する前にしっかりと逆算しておくことが大事です。


行動や勢いももちろん大事なのですが、やはり準備がある上での思い切った行動というのは道を外れにくいし、自分もどこに進んでいるのかがわかります。


時には、失敗することもありますが、事前にプランを作ってあるからこそ「これは失敗だったんだ。。」ということがわかります。


闇雲に走っていては、疲れるばかりですので、しっかりまずは計画を立てて、「自分が独立したらどうなるんだろう?」ということを常日頃から考えてみてください。

ではでは。

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