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仕事のストレスは「相手のため」を意識すれば変えられる?!

目次

会社での仕事が楽しくない。。ストレス。。辞めようか、行きたくない。

「なんだか仕事が最近ストレスに感じてしまって、通勤が億劫に感じます。。入社したてや、最初の方は楽しく仕事できていたのに、部署が変わって人間関係が変わってからなんだか叱られることも増えてきて。会社は自分を必要としていないんじゃないかとさえ思ってしまいます。」

こんにちは。キャリアコンサルタント(カウンセラー)の永田です。


今日は仕事でのストレスについて書いていこうと思います。


目次

仕事のストレスは「相手のため」を意識すれば変えられる?!


<根拠となる理由>

・ストレスを感じるというのは楽しめていないから。

・楽しむためには第三者から承認される必要がある。

・つまりは、先に「相手のため」になることをする!



ストレスと一言で言っても、何にストレスを感じるのか?は人によって様々ですし、場面に応じて変わってきますよね。


今回の記事では「上司に感じるストレス」ということで考えていきたいと思います。


きっと、これを読んでくださっているあなたは「関係がうまくいってない」「先日、酷く叱られる出来事があった。」撫で、上司に対して苦手意識や恐怖、不安を感じているのかもしれません。

なぜ相手のためを意識するのか?

冒頭のタイトルでお伝えしている通り、「相手のため」をまず真っ先に考えることから始めることをお勧めします。


これは、相手に媚び諂う。。という意味ではありません。


仮に叱られる場面があって、それによって上司から嫌われているんじゃないか??と疑心暗鬼になってしまっているのだとしたら


なんとか許してもらおうと、取り繕って上司の顔色を伺ったり、変に媚を売るというイメージを持たれるかもしれませんが


今回お伝えしたいのはそういうことではありません。。


少し掘り下げてご紹介していきますね。


ストレスを感じるというのは楽しめていないから。


まず。どんな出来事であったとしても、上司とあなたの間に「何か」があったことは間違いない。


そうすると、あなたはきっと心の中が「モヤモヤ」したり、「ドキドキ」したり、「フワフワ」したり


不安だったり、恐怖を感じていたり、何かよくない方向の感情を抱いてしまっている可能性が高いです。


すなわちその状態というのはいわゆる「ストレス」というやつですね。


そして、そのストレスを感じているというのは、そのことに対して心の底から「楽しい!」と思えていないと思います。


稀に、「ストレスがかかる方が刺激的で楽しい!!」というような鋼のような精神の方がいらっしゃいますが


そのようなタイプはあまりいないので、私と似たような「あー、あの人がどう思っているか気になるな。。。」と思ってしまうような方に今回はお伝えできればと思います。


で、ストレスがかかっていて「楽しくない」という状態。もしくは、「不安だ。。」という状態ですよね。


楽しむためには第三者から承認される必要がある。


で、その「楽しくないな。。」「不安だな。。」という気持ちを解消させるためには


第三者から「承認」いわゆる「認めてもらうこと」が必要であると言えます。


正しくは「第三者」というよりは、「自分の心の問題となっている対象者」です。つまりは、「気になっている上司」ですね。


この「上司」から認められる必要があるというわけです。


決して、すごい内容の褒め方をしてもらう必要などありません。


ただ今回のもやもやしてしまっている気持ちの一件について、「君には期待しているよ」とか「私も悪かった」とか


自分が肯定されているように感じる言葉がけをひとつでもしてもらえれば


あなたの心はスッと晴れやかになり、心につかえていたトゲが取れることは間違い無いのです。


では、、相手にそんな言葉をかけてもらえるためにはどうすれば良いのか??

そんなところを考えていきたいと思います。





つまりは、先に「相手のため」になることをする!


少し、計算高いな。。と思われるかもしれませんが、言い換えれば「相手の気持ちになる」「逆の立場で考えてみる」ということです。


例えば仮に、自分が上司だとしましょうか。部下が、自分がお願いしておいた顧客名簿の作成の期限を2週間過ぎても報告してこなかったとしましょう。


そして、あなたはいいかげん痺れを切らして「どうなっている?」と聞いたところ、、部下は「そんな話は聞いてないと思うのですが、、」と言い訳をしてきました。


確かに、メールで依頼をして、本人からも了承の返事があったので、間違いはないのです。そんな裏付けがあるので、あなたは「きちんと仕事しろよ!!」と威喝しました。


そうしたら、その部下はとても申し訳なさそうに「すいませんでした。。。」と落ち込んで帰りました。


こういう曲面だとしたら、あなたはこの後部下からどう言われたら、もしくは何をされたら嬉しいですか?次に出社してきたら、どんなことを期待しますか?


きっとほとんどの方はこう思うのではないでしょうか?


「〇〇までに作成したいと思います。今回はすみませんでした。」という気持ちさえ聞ければいい。次からは直してくれればいい。


こう思う上司がほとんどでしょうし、部下側も、「謝ることしかできない」と思って「ちゃんと謝ろう。。」と思うはずです。


しかし、これでは普通のやりとり。当たり前の光景です。


私がお勧めしたいのは、この部下側の行動にもうひとつ「相手の気持ちになって考える」というひと手間を加えて考えて欲しいと思います。

具体的には、後ほどご紹介していきますね。


でも、気持ちがついていかないのに、いきなり他人のために行動できるかな。。


ですが、そうは言っても、恐れている、不安な気持ちの時に「相手のことを考える」なんてできるわけないじゃないか。。というお声が聞こえてきそうです。


注目してもらいたいのは、そのモヤモヤした気持ちの「原因はどこにあるのか?」ということと、「どのようにしたら解決するか?」ということ。


原因としては、対象がいますので、その人から許してもらえたり認めてもらえることで解消していきます。

「時間が解決する」ということでもモヤモヤは解消されていきますが、その間、ずっと他のことも手につかず、上の空で過ごして行くハメになったり、楽しいイベントがあっても楽しめない。。なんてことになります。


どうせ時間がかかって、同じ気持ちのまま同じ時間を過ごすのならば、早く相手に直接許してもらうことが、気持ちの解消には一番手っ取り早いのです。


気持ちがついていかない中で大変ですが、行動してしまえば「意外とすんなりできたな」「大したことなかったな」と思うかもしれません。


ちょっとした豆知識程度に聞いておいてもらえると嬉しいのですが、


怖い場面、緊張する場面だとドキドキしますよね。


こういう時って、いやでも心臓がドキドキしてきて鼓動が早くなって、口が乾いてきます。


それを逆手にとって、自ら人工的にその状態を作ってしまうと、意外と「あれ?緊張どこ行った??」となることもあります。


例えば、「今まで電車通勤だけど、途中から歩いて会社に行ってみる」。こうすると、結構な距離を歩いていると疲れて鼓動が早くなり、喉も乾いて心臓がバクバク言い始めます。


これは、緊張している時と同じ症状ですよね。この状態で(少し呼吸を整えて)、不安なことや言い出しにくいことを話し出すと、体は「肉体的な疲労から心臓の鼓動が大きくなっている」と錯覚します。


本来は「精神的な理由で緊張状態」になるはずが、歩いて運動をして血圧が上がっている状態なため、勘違いしてくれるんですね。


それでも、落ち着いてくると緊張するかもしれませんが、考え過ぎて緊張して汗をかきまくるよりも、幾分マシになると思います。


具体的には何をするべき?

<具体策として>

・「プラスアルファの気遣い」を意識してみる。

・常に「これは相手のためになっているか?」を意識する

・メモやちょっとしたプレゼントで好意を見せる


以下では、具体策として一緒に皆さんと考えていきます。


「プラスアルファの気遣い」を意識してみる。


先ほどもチラッとお伝えしましたが、怒られた次の出勤日。どう切り出していくか、、どんな表情で、どんなテンションで、、いろいろ考えますよね。

その前に「プラスアルファの気遣い」を意識してみると良いかもしれません。


例えば、書類を作り忘れていたのだとしたら、「求められていた状態よりもさらに仕上げて提出する」「言われてない仕事もしておく」などでしょうか。


気遣いといっても、仕事以外で「金券を渡す」とか「上司の子供さんが欲しがっていたものを渡す」なんていうのはNGです。


別に上司はそんなことをして欲しいわけではないのです。

ですから、「相手が何を求めているのだろう?」という部分に意識を留めて考えてみることが大事です。







常に「これは相手のためになっているか?」を意識する


これは、常日頃から仕事をする上で意識しておくと上司からも好かれるし、仲間や先輩からも好かれる要素となります。

例えば

隣でデスクワークをしている仲間がいて


「今日、恋人とデートがあってなんとしても定時に帰りたいんだよね。」

といっていたとしましょう。そんな時、「相手のためになっているか?」と意識できているかどうかで、判断はかなり違ってきます。


考えれている人であれば、


「その仕事、手伝ったら早く終われるんじゃない?」と手を貸してあげられるでしょう。しかし、気づけない人、もしくは気づいているけれど手伝う気がない人からは「へぇ、そうなんだ。じゃあ頑張らなきゃね。」というだけで終わってしまいます。


この、前者と後者では、そのご応援される人になれるかどうか?に大きく差が出てきますし、幸せな人生が歩めるかどうかも変わってきます。


相手のことを常に考えていても、相手が自分に対して同じように意識してくれるとは決してかぎりません。

でも、それでも自分だけはやり続けましょう。


人としての「徳」は確実に上がっていきますから、必ず魅力的な人になることができます。


ですから、常に「相手のことを想う」という意識を持っていましょう。


メモやちょっとしたプレゼントで好意を見せる


メモやちょっとしたプレゼントとはどういうことでしょうか?


必ずしも、メモとかプレゼントである必要は全くありません。

大事なこととして共通しているのは

「相手のことを考えること」です。


どういうことかと言いますと、メモというのは例えば、上司や先輩が話している最中。これは業務のやり方とか話している時ではなく、その人が自分の考えなどを話しているときにですね。

ふむふむといった感じで小さなメモを取り出して、「それは良いこと聞いた」「勉強になった」という姿を相手に見せつけるのです。


なぜこんなことをするのかというと、「相手に喜んでもらうため」なのです。

喜ばなかったとしても、決して嫌な気分になることはないと思います。

「お、自分が言った言葉で気になったことをメモしてくれている」と思うはずです。


こういった「相手を立てる」という仕草を自分の中に身につけておくと、ふとした発言も気になって、ちょっとしたサプライズのプレゼントなんかもできるようになってきます。


こうなってくると、上司からも同僚からも嫌われようがありません。

なぜなら、人は「自分のことを気に留めてくれる人に好意を持つ」からです。


こういった人間の心理をうまく利用して、苦手な上司や先輩の懐に飛び込んでいくと、人間関係もさらに円滑にいくと思います。











【まとめ】先に利益を与えられる人になろう!


取り止めもない話になってしまったかもしれませんが、最後までお読みくださり誠にありがとうございます。


やはり、人生において相手に「得」をもたらすことができるような人間になってしまえば、どこに行っても、何をしていても上手な人間関係を構築できます。


ビジネスをやってもうまくいくでしょうし、恋人と結婚して家庭を築いていくとしても、きっと上手に対応していけるでしょう。

そすれば、ストレスも極力減らすことができて、精神的な負担もかなり感じにくくなると思いますので、

自分のことばかりではなくて、先に「相手」のことを考えれるようになりましょう!というお話でした。


では!!

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