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大学生で今後就活をするTさん(22歳・男性)
「現在、地方出身で今後就活のために東京に行って働こうと思っていましたが、アフターコロナ というか、これからの時代としては都市部で働くのと地方にそのまま居て働くのではどちらがいいのでしょうか?教えてください。」
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アフターコロナで就活するなら”地方就職”がおすすめ【アフターコロナ・地方】
こんにちは。キャリアコンサルタント の永田です。
今日は、アフターコロナでの就活の仕方について考えていきたいと思います。。
なぜ地方がおすすめなの?
圧倒的にオンラインが主導権を握る。
今後の就活について話をする前に、今の状況から少し整理して考えてみましょう。
これを書いている現在は、緊急事態宣言が5月末まで延長されている状態です。
3月末から4月にかけて、様々な会社で「今の状況をどうやって打開していくか?」という策が練られ対応しているような状況ですね。
その中でも、圧倒的に多くの企業がとっている対策は「オンラインでの仕事」ですね。
これは、一番考えつきやすく、たいして経費もかかりませんから、すぐにできますのでスピーディーな対応がしやすいです。
一方で、オフラインに拘っている会社や、そうでないと仕事ができない業種は、かなり苦しい状況に立たされています。
これというのは、今だけの話ではなく、むこう2年〜3年はコロナによる影響が続くため、オンラインでできる業務はオンラインで行うか、
若しくは、無人化が進んでいくのではないかと思います。
人が集まる仕事は減る。
で、都市部で仕事をするメリットといえば、オフラインで人と人が密に関われることがビジネスにおいて大きな強みと言えるのではないでしょうか??
昼間は職場で仕事をして、夜は遊びに出かけて誰かと会ったり。。。
そんな充実した東京ライフが送れるからこそ、誰もが上京して仕事がしたいと望むのではと思います。
ですが、人に安易に会えなくなった今。場所にこだわる必要が果たしてあるのでしょうか?
オンラインでの仕事がメインになってくると、途端に都市部での生活は窮屈なものになります。
外に出ればゴミゴミした空気、たくさん飛んでいる電磁波、騒音、汚染された空気。。
こうやって書くと悪いことをあえて書いているようですが、実際、お世辞にも東京が綺麗な場所とは思えません。
作られたことによる綺麗さはあるかもしれませんが、本当の意味では、自然の美しさはあまりないのではないでしょうか。。
その点、地方や田舎でもオンラインであれば仕事ができますし、仕事しながら地元に住むのもいいし、空気が綺麗な山の中で生活することだって可能です。
気分転換に窓を開ければ爽やかな風も入ってくる。綺麗な景色だって見える場所もあります。
これからの時代、今までできなかったような働き方が可能になるかもしれませんね。
企業の看板より”個人の力”が武器になる。
私は普段からフリーランスで活動している身分ですので
個人がこれからどのように活きてくるか?ということを常に考えています。
そんなことばかり考えていると、どう考えてもこれからは個人の時代だなぁとつくづく思います。
なぜかというと、「人の幸せがお金や地位を求める時代ではなくなった」からだと思っています。
一昔前までは、どれだけ有名な大学を出ているか?名前のあるブランド企業に勤められるか?
ということが重要だったかもしれませんが、今ではどうでしょうか??
東大卒業と聞いても、それだけで「うわぁ、すごい頭いいんだろうな。。。」と思う学生がどれだけいるんでしょうか?
私は、あまりいないんじゃないかと思います。それは、その肩書きがどうであるかよりも
その人個人に何ができるのか?という視点に切り替わっている人が多くなっているのではと思っています。
YouTubeやTwitterなどで個人の考えや価値観が発信できる時代に、その人単体での勝負ができない人がいくら名前で武装したところで
すぐに見抜かれてしまう時代に突入しています。
そういう点で、まずは個人での力を最大限まで高める。
その上でのブランディング。という方向性にシフトしていくのではないかと思っています。
アフターコロナ就活で注意するべき点は?
業界を間違えないこと。
私がいつも記事の中でお伝えしているのですが、
アフターコロナで仕事を探していく際に、「内定もらえるから」「とりあえず仕事につけたから」という安易な理由で
就職しては絶対にいけないということです。
言わずもがな、これから倒産に向かっていく会社に入ってしまうかもしれないからです。
すでに売上が低迷している会社ではまず、採用が見直されるため、求人すらしていないかもしれませんが
それでも、今は良くても今後下降する可能性がある企業に入ってしまったら
自分の人生にとって大きなダメージになりかねません。
どのような業界が今後生き残るのか
しっかりそこは見極めなければなりません。
”企業に入って安心”の時代ではない。
このことも、言うまでも無いことで皆さん分かっているのかもしれないのですが、
これからは、どんな企業だとしても、「一生安定」と言う言葉が得られることはないと言っていいでしょう。
あの大企業のトヨタ、ホンダ、スバル、マツダなどは米国の4月の新車販売台数は前年同月比で52%も減少しています。
今のこの大変な時期に車買いに行こう。。となる人はいないですもんね。。。
大きな資本力があるから、急激に給料が減らされるということはまだないかもしれませんが
今後の業績次第では、このような大手であっても厳しい時代がやってくるはずです。
ですから、中小零細企業ではやはり、苦しい時代をいきていくには厳しいのが現状です。
個人でも生きていける力の研鑽が肝。
そんな中で、重要になってくる稼ぎ方というのが「個人でもスキルを持っておくこと」です。
例えば、会社員になったからと言って安定ではないのだとしたら、いつか急にクビやリストラになる可能性だってありますよね。
でも、そんな中でも、安心、安定という様子を作っていくためには「副収入」の存在が必須になってきます。
例えば、
「会社員だけどプログラミングができる」
「会社員だけど、YouTubeの動画編集ができる」
「会社員だけどブログでちょっとの生計が立てれる」
こう言った、副収入があるだけで、今の本業だけでは安心できなかった気持ちも、少し落ち着く材料になるのかなと思います。
とはいえ、東京の方がキャリア的に良い人生を歩めるのでは?
そうなんですよね。
それも間違ってはいないと思います。
キャリアアップして、バリバリ稼いでやろう!と思っている人からしたらベンチャーに入って、一旦どんどん稼いでいくのがいいかもしれません。
しかし、それも最初のうちくらいでしょう。
いずれ独立するか、若しくは、会社を起こして組織を作っていくのか。
東京でずっと暮らしていくというのも、かなり大変な苦労が強いられると思います。
地方が楽だというわけではないのですが、無理に「就職するなら東京でしょ」という浅い考えだとしたら
今いる環境でできることはないか?というのも1つのアイデアだと思います。
【まとめ】アフターコロナで就活するなら”地方就職”がおすすめ【アフターコロナ・地方】
ということで、ここまで私の長文を読んでくださってとても感謝しています( ´ ▽ ` )
いかがでしたでしょうか??
なんだか東京をディスるような記事になってしまいましたが、それが本意ではなくて
あくまで「これからは地方でも仕事ができる時代だよ」ということをお伝えしたかったのです。
どのように行動するのかは自由ですから、好きにするのがいいと思いますが
コロナがこ今後どのようになるのかにつれ、不安な気持ちが出てくると思いますから
その気持ちを解消する手助けになることができたら嬉しく思います。