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製造業で働くHさん(19歳・男性)
「新卒で製造業に入ったのですが、コロナウイルスの関係で職場が一時休止状態になり、自分の部署はしばらくの間休みになってしまいました。。まだ、4月に入社してまともに仕事していないので、こんなに休んでいていいのか不安です。。」
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新入社員がコロナの影響で仕事がないときは、”自分磨き”をしよう。【コロナ・仕事・新入社員】
こんにちは。キャリアコンサルタント の永田です。
今日は、コロナの影響で仕事がまともにできてないという新入社員さん気持ちについて考えてみました。
なぜ自分磨き?
”何もしない”なら他の同僚と同じ。
高校(もしくは大学)を卒業し、4月から会社に入社したのは良いものの
コロナの影響で、ほとんど会社にまだ行ってない。研修が終わってからもまともに仕事ができてない。。
という方もいらっしゃると思います。
そういう場合にどうするべきなのか?ということについて今回書いているのですが、
一つのアイデアとして「自分磨き」をするチャンスだというタイトルにしてみました。
なぜこんなことをお伝えしようかと思ったのかと言いますと
それは、多くの人が「コロナ が終わるまでなんとかやり過ごせれば良いや」という感覚だと感じたからです。
「え、それの何がいけないの?」と思うかもしれませんね。
別に何が悪いというわけではないのですが、、特に何もしなくても良いのですが、、
実は、こういう事態の時に「どんな行動をするか?」って意外と試されていると思うのです。
評価されるチャンス。
新人であれば、「会社から何も言われないんだから、動くべきじゃないでしょ」というのがおおかたの意見だと思いますが
それでは凡人の思考です。
こういう時こそ一言上司にいうだけでかなり評価に差が出ます。
その言葉とは
「何か自分にできることありませんか?」
と言ってみてください。
きっと、言ったところで「あぁ、特に今は何もないよ。ありがとう」と言われるだけかもしれませんが
これが後々大きな評価の差になって出てきます。
というのも、この一言をあなたが放ったおかげで、上司はきっと「頼れるやつなのかもしれない」とどこかで思っているはずです。
逆の立場で考えてもそうじゃないでしょうか?
まだ入ってまもない新人が会社のことを思って「自分に何かできることないですか?」なんていうやつは
良い奴に決まってます。
少し腹黒いかもしれませんが、こういう行動は大事だと思うのです。
今の職場じゃなくても役立つ。
それとは別に、自分の時間を使って自己成長の時間にしてみてはいかがでしょうか?
例え、会社が休みで特にすることがないからと言って
家でダラダラしていたり、遊びに出かけていたり。
学校が台風の日に休みになったのと同じ感覚で休業中を過ごしているとしたら少し危険かもです。
一応、会社の自宅待機の命令は「自宅で仕事をする」ということですので、
ゆっくり休んでいて良いという時間なわけではありません。
とはいうものの、誰もみていないので気が緩んでしまいますよね。
そこで、多くの人はダラダラ過ごしていることが多いのではないかと思うのですが、ここで
同僚との差がついてきます。
こういう時に資格の勉強をしたり、会社のことを調べたり。やれることって意外とたくさんありますよね。
こういう意識で取り組んでいれば、いざ今の会社が立ち行かなくなってしまった時に、今の勉強が役に立つかもしれませんし、
その情報は今の会社だけではなく、いろんな仕事で役に立つ可能性が十分あります。
自分磨きって何をすれば?
資格取得の勉強
ここが一番手っ取り早いのではないかと思います。
できるならば「今の職場でやくに立ちそうな資格」の取得を目指して勉強してみることをお勧めします。
製造業であれば、フォークリフト、危険物取り扱い、電気工事士、機械保全などなど
結構勉強してみると難しいですから、一筋縄じゃ行かないでしょうが
真剣に取り組めば身になりますし、取得できれば給料アップにつながるかもしれません。
会社のことを深く調べる。
で、もう一つ
新人であるあなたは、きっとまだ会社のことをなんとなくでしか知らないのではないでしょうか?
もっと、今の会社のことをより深く知ることも
出世や、キャリアアップにつながる可能性をひめています。
例えば、ホームページの「会社概要」や「沿革」をみて、どれほどの資本金があるのかとか
どんな歴史があるのか。
そこから派生して
・資本金ってなんなんだろう?
・この業界の他の競合会社ってどこなんだろう?
とか、気づきを学びに変えるチャンスでもあります。
自分に関係なさそうな部署だとしても、会社全体をみることができるか。。はたまた、自分の一部書の、一係鹿みることができないかで
その人材のポテンシャルはとんでもなく変わっていきます。
業界の調査をする。
で、ただホームページをみるだけではその会社のことのしかも一部分しか見えませんが
業界全体としてどうなんだろう??という視点で見ることができれば
あなたは同僚の中でもかなり仕事ができる存在に近づくはずです。
二十歳そこそこで、業界を意識できる人など殆どいませんので、そういう意味では抜きん出ることができます。
例えば、会社四季報などを立ち読みしてみたり、自動車関連の業界だったら、トヨタの社長の本や、各メーカーの社長の出している本など見てみることで
そのアイデアを吸収することができます。
そういうことって、仕事が終わって帰ってきてからとか、休日にわざわざやりたくないですよね。
こういう自粛の期間を有効に使って勉強していくことが非常に大事になると思います。
とは言え、まだまともに仕事ができてないのにイメージが湧かない。。
確かにそうですよね。
まだまともに業務を行っていないのであれば、自分に何が必要なのか?というイメージは湧きにくいですよね。
であれば、自分の会社が何をしている会社なのかくらいはわかるじゃないですか。
そこについて、徹底的に理解を深めることをお勧めします。
どんな商品を作っているのか?
どこの会社に卸しているのか?
どんな理念で会社は動いているのか?
こう言ったことを早めに理解し、いち早く会社の人間関係に溶け込めるように努めるべきであると思います。
【まとめ】新入社員がコロナの影響で仕事がないときは、”自分磨き”をしよう。
最後にまとめに入りますね。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
自分磨きと言ってもよくわからない時は、
本屋さんに行って、自分が興味がありそうな本を買って読んでみると良いと思います。
特に、ビジネス本を手にとって読んでみてください。
本を読むだけでも教養になりますから、それをインプットし、何かのタイミングでアウトプットして
自分の身になるように行動していきましょう。
こういう非常時でも、行動とアイデア次第で生き残る人材になれますから
ぜひ意識してみていただきたいです。