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営業職で働くSさん(29歳・男性)
「今営業職として働いているのですが、アフターコロナ (コロナ終息後)の仕事として営業職が適切なのでしょうか?このまま営業で働くことが本当に良いのか不安になっています。」
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営業職でアフターコロナを乗り切るなら”営業の本質”を見極めよう【アフターコロナ ・営業】
こんにちは。キャリアコンサルタント の永田です。
今日は、アフターコロナの影響で今後の営業職はどうなるのか?について考えていきたいと思います。
なぜ本質を見極めるの?
目先の仕事しか見えないと辛い。
今回タイトルでも書かせていただいている「本質」というのは一体何なのでしょうか?
そして、なぜ本質を見極める必要があるのか?ということについて考えていきたいと思っています。
まず、一番初めに「目先の仕事しか見えてないと辛い」ということを挙げさせて頂きました。
これはどういうことかと言うと
営業の仕事自体をどう捉えているか?と言う部分だと思っていまして
言われた通りに顧客さんを回っているだけだったり、新規の営業に関しても頭で考えずアポ取って回っているだけ。。
だったりすると、「このまま俺はこの仕事でいいんだろうか。。。」と悩みやすいのではと思います。
なぜかというと、業界によってにはなりますが、企業も財布の紐が硬くなっていることは間違いありません。
経費を使うにしてもシビアに”本当に必要なもの”を見極められてしまうはずです。
そういう時に、何となくで営業の仕事をしている人は、今後少し辛い状況に立たされるのかもしれません。
”本質を見るクセ”があれば強い。
ですが、そうは言っても、辛い状況にならない人もいます。
そういう人は何が違うのかと言いますと”物事の本質が見えている”と言うことです。
では、本質って一体何なのでしょうか?
よく例えられる例としては、、
「ドリルを買いに来た人は、ドリルが欲しいのではなく、”穴”が欲しいのである」
と言うことです。
これは、商品そのものを買いに来るために、いかにもそのドリルが欲しいように感じるのですが、その裏に潜んでいるのは
「この道具を使って得られる、望む未来を手に入れたい」と言う願望があります。
そのためにドリルはただ必要なだけであって、本質的な欲望が解消さえされればドリルじゃなくても良い可能性もあります。
これから生き残るために。
ですから、これから生き残る人にとって重要なことは何か考えて見ると、、、
それはやはり”本質を見る力”なのかなと感じます。
今まで会社員で何となく言われたことだけやって、1日を過ごしてきた。。。
と言う働き方をしてきた人は、ここらで少し変わっていく必要があるかもしれません。
むしろ、変わるチャンスと捉えることもできます。
それができれば、営業だけに限らずいろんな職種で重宝されるでしょうし
会社からとっても期待される人材になれるはずです。
営業の本質って何?
会社を勝たせることができる仕事。
では、”営業の本質”についてさらにここから掘り下げて考えていきたいと思います。
結論から言いますと、営業の本質というのは
「会社を勝たせること」です。
では、会社を勝たせるって一体どういうことなのでしょうか??
これは自分が経営者になったつもりで考えてみるとわかりやすいかもしれません。
例えば、あなたが従業員100人規模の会社を経営しているとします。
そのなかで、営業の仕事をしている人間が20人います。
その20人にどんな仕事をさせるでしょうか?
今の既存の取引先とのパイプをより強固にしてもらうため関係を築いてもらう?
新しい取引先を見つけてきて、新しい売上を立てるために動いてもらう?
自分は社長なので動けないので
このようなことをひとまずやってもらいますよね。
利益をもたらす会社の”要”
ここで、少し考えてもらういたいのですが
「なぜこの営業という仕事が必要なのか?なぜこのような動きをしてもらう必要があるのか?」
ということです。
これは、言わずもがな、”会社に売上をもたらすため”ですよね。
では、どうして売上をもたらす必要があるのでしょうか?
それは、売上がないと会社が存続できなくなってしまうため。ですよね。
ということは、、結果的にこのように結びつきますね。
「営業がいないと会社が存続できなくなる」
と言っても過言ではありません。
それほど営業職というのは、重要な存在であるとまずは理解しておく必要があります。
仕事をとってくるだけじゃない。
で、営業ときくと
「仕事をとってくればいいんでしょ?」と思うかもしれませんが
もちろんそれは最低限の仕事になります。
ですが、それではこの先のアフターコロナの時代を生き抜いていくことは困難です。
必要な考え方としては
「会社が最大限勝つにはどうすれば良いか?取引先が最大限満足するのはどうするか?」
この視点で物事を考えることができる人間が、サラリーマンとして生き残ることができます。
要は、経営者目線でどれだけ仕事ができ、それを行動して体現することができるのか?
これに尽きると思っています。
ここまでできれば、会社もいうことないですし、あとは結果を出して実績をつけるだけです。
とは言え、現実はどこの会社からも中々契約が取れない状態です。どうすれば、、
そうですね。今のこの状況では、先ほどもお伝えした通り中々会社からの依頼が少なくなっている場面も多々あるでしょう。
では、どのようにして新規の案件を受注するべきなのか考えていきましょう。
もし仮に、あなたがお土産屋さんの卸の会社で働いていて、観光業界や、テーマパークなどの場所で売れる見込みが全くないとしましょう。
そんな中でできることは2つあります。
まず1つ目として
すでに、新規での契約は取れないことは仕方ないこととして諦めることです。
そして2つ目に
自社のため、取引先のためにわずかでも手伝えることを探す&行動する
ということ。
これができると何が生まれるのか?
人間同士の間に「信頼」が生まれます。
今までは、ただの会社同士のやりとりや業務的な動きだけだったかもしれません。
ですが、このような地球規模での災害が目の前で繰り広げられている状態で、人の心は不安や恐怖になっていたり荒んでいたりします。
こういう時に、誰かを助ける行動ができる人間が圧倒的に勝ちます。
取引先も言ってしまえば、「人」です。自分の会社も「人」で成り立っています。
その「人」からの信用、信頼を今のうちにたくさん貯金しておくことが、自分が仕事に困らなくなるための最大の攻撃であり、防御なのです。
そして、それが結果的に会社を勝たせることにつながります。
【まとめ】営業職でアフターコロナを乗り切るなら”営業の本質”を見極めよう【アフターコロナ ・営業】
最後にまとめに入りますね。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
本質というのは一見難しいように思えますが、簡単に言ってしまえば
「その人が抱える最も重要な気持ち」
みたいなものでしょうか。
そこを汲み取ることができると、会社でも。恋愛でも、あらゆる人間関係でうまくいくはずです。
ぜひ意識して日常のあらゆる出来事に接してみてください。