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長く勤める人材を育成するための取るべき方法とは?

目次

入社3年目 人事課Yさんの人材育成についての悩み

入社2年目 Kさんの仕事のやりがいでの悩み

「やっと新しい人材。しかも優秀な仕事のできる部下ができたのに、すぐに辞めていってしまう。きっと、今いる会社のブラックなところに感づいて、「ここは長くいちゃいけないな」と勘が良い人ならすぐに察知してしまうんだろうなーと思うよ。どうしたら長く、せめて1年くらい勤続してくれるのだろう。。」

こんにちは。キャリアコンサルタント(カウンセラー)の永田です。

今回は、人材育成に関しての悩みについて書いていきたいと思います。

目次

長く勤める人材を育成するための取るべき方法とは?

小利口な部下は要注意かもしれない件について。

今回ご紹介する内容としては、下記のような理由があるからなんです。

<根拠となる理由>

・人がよく辞める会社は何か原因があると、優秀な新人はすぐ気付く。 

・面接時に細かく条件等を聞いてくる人は、会社の事より自分優先。 

・リスクをとって会社のために働こうとはしない。 

なぜ優秀な人材はすぐに去ってしまうのか?

なぜ小利口な人材(部下)は要注意なのか?

人がよく辞める会社は何か原因があると、優秀な新人はすぐ気付く。

かつて私が働いてた会社(仮にA社とします)では、なかなか人が定着しなくて、1年もするとすぐに辞めてしまうような会社でした。

業務内容が、それほど難しい訳でもないのですが、立ちあがってからまだ間もないこともあり、業務においての決まりやルールのようなものが薄かったのです。

そのように基盤がさほどできていない会社の場合、どれだけ良い人材を迎え入れたとしても、「これからここの会社を作り上げていこう」と思える人ならば良いのですが

「余計なリスクは持ちたくない。。」「整っている環境で働きたい。。」と思っている人からすると

「この会社はなんでこんなにガタガタなんだ!」という違和感を感じて、危機感から「早いところこの会社を辞めよう」という選択をとってしまう傾向にあります。

面接時に細かく条件等を聞いてくる人は、会社の事より自分優先。

さらに、上記の人のように「この会社は自分が作るんだ!」というようにさほど意気込んでない人からすると、「自分がどういう待遇であるか」を一番気にするでしょう。

こういう人を決して否定しているわけではありません。自分が満足に働ける環境に居られないと会社で続けられないですから、当然のことだと思います。

しかし、駆け出しのスタートアップ企業の場合、求めている人材というのは「主体性があり、行動力があるひと」を求めることが多いと思います。

そうなってくると、自分のことしか考えれていないように感じる人材というのは、扱いにくく、すでに立ち上げから関わっている従業員とぶつかることも少なくないと思われます。

リスクをとって会社のために働こうとはしない。

この点も、先ほどの記述と同じように、求められているのは「会社のために何ができるか?」を無心で考えてくれる人だったりします。

小利口な人というのは、頭が少し回転が早く、ハナが効くというか、勘が鋭いことが多いので、自分にとって損になるようなことに関しては避けたがります。

とはいえ、優秀そうだから、諦めるよりせっかく応募してくれたから採用したい!

でも、優秀そうだし、雇わないことにはどんな人かわからないんじゃ??

実際、これから採用しようと思っている人や、最近採用した新人に関して考えて見ると

「経歴も申し分ないし、頑張って働いてくれそうだからぜひ採用したい!」

というご意見もあるかと思います。確かにそうですよね。でもちょっと待ってください!

きっと、当たり障りない面接で、良い印象だけお互い持って終わってしまうだけでは、入社後にすぐに辞めてしまう可能性があります。

そんな時に、どのような面接をするべきなんでしょうか?また、具体的な対策として「長く働いてもらう」ためにはどうすれば良いのでしょうか?

それでは、以下の章で詳しくお話ししていきましょう。

まずは面接でしっかり「お互いの本音」を語り合いましょう

じゃあ人材(部下)のことで悩まないようにするにはどうすればいい?

面接のなかで、お互いの要望をしっかり認識する。

入社してから「やっぱり入るんじゃなかった。。」「採用するんじゃなかった。。」とお互いが後悔しないためにも、考えておきたいのは「面接」です。

人手が足りないからといって、「この人なら大丈夫そうだな」と人柄だけで、きちんと先々をイメージせずにむやみに採用してしまうと、苦しい展開が待っているなんてこともあり得ます。

そんなことにならないようにするために、やはり面接が大事になってきます。

具体的にはどういうことかと言いますと、「お互いの要望をきちんとお互いが理解すること」です。

そんなこと当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、1対1での中途採用面接だと抜けていることもよくあります。

相手の表情や、仕草、言葉使いや立ち振る舞い。。いろんな部分で基準を満たしているか??とチェックしているうちに、大事なことを聞き忘れていた。。なんていうこともありますし、採用を言い渡した後で「やっぱりごめんなさい」なんて言えるわけないですよね。

ですから、まずは相手に「うちの会社の状況はこういう状況で、あなたにはこんなことを求めているけれど、できそうですか?」としてほしいことを正直に話し、明確にして伝えることで、トラブルを回避できます。

Point

面接の中でお互いの要望を明確にする

インターンを活用して、実際の仕事を体験してもらう。

昔、私が面接する時によく行っていたのは、「インターン制度」でした。

実際に働いてみることでわかる部分や、体験してもらうことで見えてくる人柄など、入社する前にこういった内容をワンクッション挟むと、より有意義な採用を行うことができます。

本当に大事な採用の前では、こういったことをしてみるのもアリかもしれません。ぜひ社内で一度検討してみてください。

Point

インターン制度を活用してみる

最初をきちんとしておくことで、後々の人材育成が楽になる

入社してすぐに辞められてしまうと「せっかく仕事を教えて一人前になったのに、また一からだよ。。」とうなだれてしまいますよね。

入社前に面接や、インターンなどを使って「ふるいにかける」じゃないですけども、しっかりと事前のケアを綿密にすることにより、入社後の本人の行動も変わってきますし、対応に追われることもなくなります。

面倒で手間な人材育成を行わないようにするためにも、やはり最初は肝心であると思います。

【まとめ】長く勤める人材を育成するために、面接、インターンの活用を行いましょう。

【まとめ】長く勤める人材を育成するために、面接、インターンの活用を行いましょう。

人手が足りないなか、面接したり、対応したりと大変な時期かもしれません。

ですが、後々自分が楽になるために、最初は絶対に手を抜かず、力を入れて取り組むことで良い結果をもたらすことができますので

騙されたと思って、試してみてくださいね。

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