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バーで働くHさん(23歳・男性)
「現在、飲食業界で働いている(夜のバーのお店)のですが、現在、緊急事態宣言が出ている主要都市に住んでいるので、完全に自粛状態です。。アフターコロナで飲食業はどのように変化してってしまうのでしょうか?特に夜のお店で活動しているような人たちはどうすれば良いのでしょうか?」
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飲食業がアフターコロナ対策するなら”3密”からすぐに脱出!【アフターコロナ・飲食業】
こんにちは。キャリアコンサルタント の永田です。
今日は、今一番打撃を受けている業界の一つである、飲食業に焦点を当ててみたいと思います。
どうして3密から脱出なの?
政府の指針に従う限りは難しい。。
今回の記事では「3密から脱出」ということでタイトルを書いているのですが、
その辺りをもう少し詳しくお話ししていこうと思います。
今、現在で緊急事態宣言が全国一律で5月末まで延長となりました。(この記事を書いているのは2020/05/06)
で、やはり政府の判断次第で国民の動きというのも大きく変わることを考えてみると
やはり、政府が何というか?ということを気にしなければなりません。
どれだけ自己判断で、お店を開けるんだ!と意気込んでも、世間の空気感が自粛ムードでは相変わらずお客さんは来ないままですよね。。
ですから、まず政府の方針に従わなければならない状態の今の時点では、政府が言っている「3密」を回避するような形で
動いていくのが世間的にも受け入れてもらいやすいのが正直なところです。
商売の仕方を変えれば生き残れる。
最近では、生き残るため、様々な業種でいろんな方法で販売をしているようです。
私が聞くところでは、大きな駐車場に屋台を出して、車でドライブスルーでお弁当が買えるようなイベントが行われていたり、高級料理店が素材に拘った高いお弁当をテイクアウトで出していたり。
皆さん何とか工夫して凌いでいる様子です。
例えば、今回のご質問の例のような「バー」という場合はどういう販売の仕方があるのか考えてみましょう。
どうしても多くのバーって地上何階かにあったり、地下にあったりしますよね。
上の階にある分には、多少窓開ければ換気ができますから、まだマシですが
地下にお店があるところは絶望的ですよね。。
それでも、ホストクラブなどで会員様に向けてオンラインでホストクラブをやっているようなところもあります。
そこではシャンパンが注文されたり、意外と回っているようなお話も聞きます。
ただ、バーですと、人に間にくるというよりは、お酒を飲むためだったり、友人とひっそりと落ち着いた話をするために行ったり。。
と考えると、そこのお店がやっていないのであれば、単純に一人や二人でお酒を買って飲めばいいだけの話なので
お店である必要性がなくなってしまいますね。
まだまだコロナは続くはず。
ですが、バーであることの優位性みたいなものも必ずあるはずです。
BARって、空間、雰囲気が売りだったりしますよね。
例えば、完全に閉鎖してしまうくらいなら、換気を徹底的にして、ウイルス対策もしながらも
入れる組数を1組限定にして、完全貸切、スタッフも常駐しない。
飲み物や、飲食はセルフにして
お客さんだけのスペースにして、貸しスペース化して単価を多少上げてしまう。
そうすれば、彼女の誕生日にお祝いしてあげたい人が、外の目を気にせずに
二人だけの空間を過ごせたりするんじゃないでしょうか?
あくまで、妄想の話ですので、そんなに簡単には行かないかもしれませんが、
今自分がもっているリソースをうまく使っていくことで
まだまだ続くこの自粛の状況を打開できるアイデアが出てくるのではと思います。
具体的にどうすればいいの?
テイクアウトに力を注ぐ。
飲食業界の人の多くが今、このテイクアウトに力を注いでいるのではないかと思います。
お客さんが来てくれないのなら、こちらが届けに行き、自宅で楽しめるならそれもまたありですよね。
なので、テイクアウトのみにシフトしているお店も多いような気がします。
ウーバーイーツはかなりの特需らしいですもんね。
もし、自分のお店の商材でテイクアウトできるようなものがあるならば、
それだけでは売り上げを爆上げする材料にはなり得ないかもですが
タネを撒いておくことで、もしかしたら
注文が殺到する自体になったりすれば、しめたものですよね。
露店や屋台で商品を出せないか検討する。
これも、お店の立地状況なんかにもよりますが、
お店の駐車場スーペースとか、入り口の前のスペースなんかを利用して屋台風にお店を出しているところなんかも
ちらほら見かけます。
これも、良いとは思うのですが、これどうなんでしょう?
勝手に出したらまずいですもんね。。ちょっと調べましょう。
路上販売するにはどのような許可が必要?
こちらの記事で見てみましたが、やはり警察の許可が下りるのは難しいようですね。。。
いや、待てよ。。
どうやら、、、抜け道があるようです。
それは「リヤカー」で販売するのは行商扱いらしいので、警察の許可はいらない!!ということでした。
ただ、あからさまに邪魔になるような場所だったり、怖いお兄さんがいたりするといけないので、注意は必要ですし、食品はダメみたいです。
雑貨だったり、食べるもの意外ならいいのでしょうか?その辺りもご自身で調べてみてください。
無難に、知り合いの私有地などを貸してもらう方が良いかもですね。
物件自体を見直す。(換気が良い等)
あとですね。やはり、どれだけ売上をあげることばかり考えていても
固定費は必ず毎月かかってきますので、ここも見直す必要があります。
一番大きいのは、家賃ですよね。
ここがかなりのウェイトを占めてくると思います。
今後は人同士が密着するような場所や仕事や施設は避けられる傾向が続くと思います。
ですので、もし可能であれば、今の物件の立地を見直すということも手だと思います。
例えば、1席づつのスペースを広く取れる、換気の良い物件が見つかったりすれば、そちらに早めに移行するというのも一つでしょう。
なかなか、そんな資金も捻出するのは難しいと思うので、お金がある知り合いのかたから借りて早めに営業を再開するとか
銀行などから借り入れが可能なら検討してみても良いのではと思います。
とはいえ、一旦コロナが落ち着けばお客さんは戻ってくるんじゃないの?
そうなんですよね。
そこは誰もが希望をもって待っているところですよね。
でも、現実問題、コロナはまだ数年続くと思います。
これだけ世界的に流行ったウイルスが1年そこらで収束して、今後一切影響を及ぼさないということは考えにくいです。
ですから、今はとにかく「今後もコロナは続く!」という想定のもとで行動していく方が無難でしょう。
【まとめ】飲食業がアフターコロナ対策するなら”3密”からすぐに脱出しろ!
ということで、ここまで私の長文を読んでくださってとても感謝しています( ´ ▽ ` )
いかがでしたでしょうか??
なかなか判断が難しいところではありますが、現在のところ、政府の言っているこの3密を避けながら
営業を続けていくしか方法はありません。
厳戒態勢が解除されたら、それはそれで追い風ですが、それまでは今の苦しい状況を耐え抜く必要があります。
ですから、まずは今の3密から脱出できる方法を模索し、早めに対策し、売り上げの再構築をしていくべきだと思います。
大丈夫。きっと、あなたは乗り越えられますから、自分を信じてください。